ビキニ水着の語源について調べてみた

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7月5日というのは『ビキニの日』だと言われています。それは1946年7月5日パリで”世界最小の水着”としてフランス人のルイ・レアールが考案し発表したからです。
このビキニはあまりにも露出度が高いことから、発表されてからしばらくはほとんど流行らず、ましてやアメリカでは1960年初頭まで多くのビーチで着用禁止とされていたと言います。
日本でビキニが有名になったのも1970年頃にアグネス・ラムのキャンペーンポスターが流行ってからのようですので、なかなか時間がかかったみたいですね
しかしこの『ビキニ』という名前の語源はなんなんでしょう?

ネット上で調べてみて一番多かった意見は、、、
ビキニが発表される4日前にアメリカがマーシャル諸島のビキニ環礁ナム島沖で、第二次世界大戦後初の原爆実験(クロスロード作戦)が行われたその”衝撃や威力”をルイ・レアールが水着の”大胆かつ周りに与える威力や衝撃”とをなぞらえたと言われています。

ビキニ以前に”世界最小の水着”と言われていた水着の名称が『アトム(原子)』だったことから、この説が有力視されています。
”衝撃や威力”だけの意味で命名したとすると酷い人だと思えますが、レイ・アールはこの実験に対しての抗議の意味で命名したんじゃないかとも言われています。
この名前が広がれば、この酷い実験も忘れられませんもんね。

ビキニ環礁で行われた最初の核実験は、1946年7月1日と7月25日のクロスロード作戦である。これは1945年のニューメキシコ、広島、長崎に続く史上4番目と5番目の核爆発であった。
大小71隻の艦艇を標的とする原子爆弾の実験であり、主要標的艦はアメリカ海軍の戦艦「ネバダ」、「アーカンソー」、「ニューヨーク」、「ペンシルベニア」、空母「サラトガ」などのほか、第二次世界大戦で接収した日本海軍の戦艦「長門」、ドイツ海軍の重巡洋艦「プリンツ・オイゲン」なども標的となった。
【Wikipedia】

ちなみにビキニ環礁の”ビキニ”はマーシャル語から由来しているようです。なめらかな表面とか地面という意味の「pik」とココナッツという意味の「ni」。その二つを合わせて「Pikinni」のようです。その言葉を英語圏の人が聞き取ったら「Bikini(ビキニ)」って聞こえたようです。

ん~意外に奥が深い名前の由来でした

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